Samarqand Part 5 | 気になる建物には入ってみる
気になる建物には入ってみる
レギスタンを出て、グリアミールの方角へ歩いていく。
途中で、少し気になる建物があった。
サドル・アディーン・エイニの家博物館。
ただ、入口が少し分かりにくい。
「ここ、本当に入っていいのかな。」
そんな感じだった。
それでも入ってみる。
入場料を払い、奥へ進む。
すると、これが思いのほか面白かった。
中庭があり、回廊があり、その先にいくつもの部屋が続いている。
外から見ただけでは、こんなに奥があるとは思わなかった。
昔の生活空間を再現した部屋。
色鮮やかな壁や絨毯、家具、器。
部屋ごとに雰囲気がまったく違う。
ひとつずつ覗いていくだけでも面白い。
机の上には昔の電話や文具。
棚には本や生活用品。
こういう細かなものを見ていると、急にその時代の生活が近く感じられる。
最後には、こんな立派なタイプライターまであった。
入口では少し迷ったけれど、入ってみて正解だった。
こういう場所に出会えるのも、歩いているからこそだと思う。
そしてまた外へ出て、グリアミールの方角へ歩き始める。








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